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2008年05月15日

慢性肝炎

慢性肝炎とは、肝炎ウイルスによる慢性的な肝障害ことをいいます。
急性肝炎が通常1〜2ヶ月で治るのに対して、慢性肝炎は6ヶ月以上、肝障害が持続します。

<どんな病気でしょうか>
慢性肝炎は自覚症状があまりないので、健康診断の肝機能の数値の異常で見つかることがほとんどです。

日本人の慢性肝炎患者の約70%は、C型肝炎ウイルスによるものです。次いでB型肝炎ウイルス(約20%)となります。

肝細胞の破壊が継続していくと、肝硬変へと移行するので早期治療が必要です。特に、C型肝炎は肝臓がんへ移行することが多いとされています。


<どんな症状でしょうか>
B型肝炎
 身体がだるい、疲れやすいなどの倦怠感がある
 黄疸がみられる
 進行すると、尿が茶褐色になる
 食欲がなくなる

C型肝炎
 ほとんど症状がない
 急性肝炎になることが少ないので、症状がないまま慢性肝炎となってしまう


<C型肝炎の疑いのある人> ←C型肝炎検査を受けましょう
・1992年(平成4年)以前に、輸血を受けたことがある
・入れ墨をしている
・薬物乱用者
・大きな手術を受けたことがある
・長期間、人工透析を受けている
・臓器移植を受けたことがある
・ボディピアスをつけている
・健康診断で肝機能に異常があると指摘されたことがある


<慢性肝炎と診断されたら>
・肝硬変や肝臓がんに移行する場合もあるので、定期的に肝機能の検査を受けましょう
・高たんぱく、ビタミンの多い食事をとりましょう
・できるならば飲酒はやめましょう
・激しい運動はやめましょう
・睡眠を充分にとり、ストレスのない規則正しい生活を心がけましょう

専門家ではないので、治療に関する記述は避けました。
わからないことは、医療機関で充分な説明を受けましょう。

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posted by kero at 09:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 肝臓の病気

2008年03月18日

肝硬変

「肝硬変」と聞くと、とても悪い病気だという人はたくさんいますね。

お酒を飲みすぎていると肝硬変になる、
脂肪肝とわかっても、何もせずに悪化させ、肝機能を低下させたままでいると肝硬変になる、

とても悪い病気なんだな・・・ワタシもその程度の知識しかありませんでした。でも、本当に怖い病気なのです。

日本の肝硬変の原因のほとんどは、ウイルスによるものだそうです。

C型肝炎ウイルスが6〜7割
B方肝炎ウイルスが1割程度
アルコールが1割程度
残りがほかの肝炎ウイルス


となっています。

肝機能が低下しても、なかなか症状が現れないので、気がつきにくい病気といわれていますが、次のような症状はありませんか?

・首や胸、上腕部にクモの形をした毛細血管が浮き出ている。
 (アルコールが原因の肝硬変に多くみられるそうです)
・手のひらの周りのあたりが斑点状に赤くなっている。
・黄疸がみられる。
・男性で、乳房がふくらんできた。
・鼻血が出やすくなった、歯茎から出血しやすくなった。
・肝臓が腫れている
・こむら返りを起こしやすい


思い当たる人は、すぐに検査を受けたほうがいいですよ。
早期発見なら、まだ間に合うかもしれません。

特に、C型肝炎ウイルスが原因の場合は、肝がんになりやすいとされているので、ちょっとでもおかしいな、と思ったらすぐに対処しましょう。
肝硬変は一度なってしまうと、二度と健康な肝臓に戻ることはできないのですから。
本来、肝臓は、すぐれた再生能力で私たちの体内で働いてくれている臓器なのです。

その肝臓がもう元に戻れないほどの病気・・・

肝臓、いたわってますか?

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posted by kero at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 肝臓の病気

2008年02月25日

急性肝炎

急性肝炎とは、肝炎ウイルスや薬剤、アルコールや、アレルギー反応などが原因となって起こる肝炎のことです。
通常は、1〜2ヶ月で治ります。

原因となるウイルスの種類により、A型肝炎、B型肝炎、C型肝炎、D型肝炎、E型肝炎、その他のウイルスによる肝炎に分類され、A型が圧倒的に多く、ついでB型、C型となっていて、D型とE型はきわめてまれです。
では、よく聞くA型肝炎、B型肝炎、C型肝炎とはどのようなものなのでしょうか。
(慢性肝炎については別の記事で)

・急性A型肝炎
経口感染で感染力が強く、「流行性肝炎」といわれるほど多発していたこともありました。
A型肝炎ウイルスの多くは便の中に排泄されるため、その便によって汚染された飲み水や魚介類を摂取することで感染します。アジア・アフリカなどの開発途上国では、まだまだA型肝炎が多く、それらの地域(衛生状態の悪い地域)を訪れた旅行者が感染して帰国後に発症するケースが増えています。
A型肝炎ウイルスは、感染してから2〜6週間の潜伏期があり、その後発症します。
風邪に似た症状(高熱、全身の倦怠感、下痢、食欲不振など)が現れ、その後3〜4週間ほど黄疸が続きます。
症状は一過性で、慢性肝炎になることはありませんが、約1%の人が劇症肝炎になるので注意しなければなりません。
A型肝炎は1度かかると永久的に免疫ができ、再感染することはありません。

・急性B型肝炎
B型肝炎ウイルスを体内に半永久的にとどめているHBウイルスキャリアからの感染によって起こる肝炎です。
B型肝炎ウイルスは、性行為、医療関係者の針さし事故や注射針の使い回し、入れ墨など、血液や体液を介して感染します。
以前にB型肝炎ウイルスに感染し、無症状のままHBウイルスキャリアになることも珍しくなく、キャリアからの発症もあります。
キャリアとなる原因には、HB抗原陽性の母親からの出産時の感染、幼児期の感染、免疫不全状態での感染、男子同性愛、薬物常用者などがあります。
B型急性肝炎では、感染しても肝炎の自覚症状があまり現れずに6〜7割の人は自然治癒します。しかし、残りの3〜4割の人は、典型的な急性肝炎の症状が現れます。
主な症状は、関節痛、食欲不振、吐き気、全身の倦怠感などや、肝臓病特有の黒褐色尿や黄疸などです。

急性B型肝炎は、一過性の感染の場合、劇症肝炎にならなければ完全に治癒します。しかし、持続感染の場合、慢性肝炎に移行し、肝硬変、肝臓がんへと進展することもあります。
急性B型肝炎を発症したら、なによりもまず安静にしなければなりません。

・急性C型肝炎
急性C型肝炎も急性B型肝炎と同じく、おもに輸血、注射、はり治療、覚醒剤のまわし打ち、入れ墨など、血液や体液を介しての感染がほとんであるとされています。特に輸血による感染が最も多く、約4割を占めています。
C型肝炎はいったん発症すると、慢性C型肝炎になる確率が高く、ゆっくりと肝硬変、肝臓がんへと進展してしまいます。
慢性C型肝炎になってしまうと、自然治癒することはほとんど無く、慢性肝炎となってから4〜10年で肝硬変、さらに12〜17年で肝臓がんに進展するといわれています。
なので、早期発見、早期治療がとても重要です。
急性C型肝炎は、自覚症状の現れるのは2〜3割ほどの人です。
全身倦怠感や食欲不振、悪心・嘔吐などの症状が現れ、さらに、黄疸や肝臓が腫れ上がったりすることもあるのです。

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posted by kero at 10:18 | Comment(0) | TrackBack(1) | 肝臓の病気

2008年02月18日

アルコール性肝障害

脂肪肝は、かたよった食生活や飲酒が原因でなることはわかりましたが、同じような原因でもう一つ、肝臓に起こる病気があります。

それは「アルコール性肝障害」です。
これは、なんといっても原因は「飲酒」です!

アルコール性肝障害も脂肪肝と同じように、なかなか自覚症状が現れないので、気がつかないうちに病気が進行してしまうのですよ。

(ちょっと変だな)
と思ったら、お酒を止めればいいのに・・・
止められないと、どんどん悪くなってしまいます。

アルコール性肝障害の過程は次のようになります。
・アルコール性脂肪肝
肝細胞に脂肪がたまってきている状態です。
自覚症状はなにもありませんが、検査をすればバッチリでます。
お酒を止めれば次第に良くなります。

・アルコール性肝炎
いつもお酒を飲んでいる人が、ある期間だけ大量にお酒を飲んだ場合に起こりやすい病気です。(年末年始や祭事など)
これを繰り返していると、肝硬変の恐れがあります。

・アルコール性肝線維症
飲酒によって脂肪がたまった肝細胞が徐々に破壊されると、肝細胞は修復されていくのですが、その時に肝細胞の周辺や血管の周辺が繊維化し、肝機能が低下してきます。
お酒を止めれば、ある程度までは良くなるでしょう。

・アルコール性肝硬変
アルコール依存症など、常にお酒を飲んでいたり、酒豪である人が、肝炎や肝線維症を繰り返していると発症します。
肝細胞が繊維化した組織に囲まれてしまい、血流障害や栄養障害が起こり、肝臓が正常に機能しなくなります。

このように、アルコール性肝障害は、一気に悪くなるのではなく、徐々に進行していく病気なので、お酒の飲み方には、とても気をつけなければなりません。

「酒は百薬の長」といいますが、
「過ぎたるは及ばざるが如し」というではありませんか。

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posted by kero at 09:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 肝臓の病気