肝臓の検査方法には、血液検査のほかに超音波検査やCT検査などがあります。
超音波検査は、エコー検査ともいい、痛みもなく、気軽に受けることが出来る検査です。
超音波とは、人間が聞き取れない高い周波数のことですが、この高い周波数の音は、空気中を伝わることはまったくといっていいほどなく、物体及び液体の中を伝わっていきます。
この特性を利用しているのに、魚群探知機があります。
また、女性の場合、超音波検査と聞くと、「妊娠中に胎児を診察するための検査」と認識している方が多いのではないでしょうか。
超音波検査の機械は年々進化して、すばらしい発達をしています。
超音波検査装置によって、映し出された画像をコンピュータで処理し、三次元の立体画像としてみることもできるのです。
肝臓を見たときには、
肝臓の形、表面の凸凹で「肝硬変」を、
肝臓できらきらと見える脂肪で「脂肪肝」を、診断することができます。
他にも、肝臓がんがみつかれば、その大きさや個数、位置も診断できるなど、実際に目で見なくても、詳細に検査することができるのです。
CT検査・MRI検査は、身体を輪切りにした状態で撮影することができる検査装置です。主に横の断面撮影をしますが、たてに切った状態の撮影もできるものもあるのだとか。
輪切りだとか、たて切りだとか聞くとなんだか怖いですが、もちろん痛みなどはまったくありません。
CT・MRI検査は、超音波検査で死角となり、見ることができない場所や、超音波検査で発見した異変をさらに詳しく見るためなどに行います。
CT検査には、他に血管造影検査というものがあります。
通常、足の付け根の動脈からカテーテルを挿入し、造影剤を注入してCT検査を行います。
この検査により、より詳しく血管の状態を検査することができ、色々な病変の発見が可能になります。しかし、動脈にカテーテルを挿入するには麻酔をしなくてはなりませんし、検査後カテーテルを抜いた動脈の穴がふさがるまで、一晩動かずにじっと寝ていなくてはならないので、入院が必要となります。
検査には、気軽にできるものも数多くありますが、ただ「したほうがいいと言われたから」などではなく、
どんな検査で何を調べるのか
検査の後でなにか合併症が起きないか
を、よく確認してから検査を受けることが大切です。
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2008年02月09日
2008年01月24日
肝機能をしらべよう
脂肪肝もそうですが、肝臓が正しく機能しているかを調べるには、血液検査をします。
最低でも1年に1回は、健康診断を受けて、自分の身体の状態を把握しておきましょう。
検査(採血)を受ける前日と当日は、激しい運動はいけません。運動による筋肉の動きが、検査値に影響することがあります。
肝機能の検査項目には、主に次のものがあります。
[ ]内は基準値
・AST(GOT)[10〜40IU/l]
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼといい、体の細胞を構成するアミノ酸をつくる働きをする酵素。心筋梗塞、肝炎、筋炎などで数値が高くなる。
・ALT(GPT)[7〜45IU/l]
アラニン・アミノトランスフェラーゼといい、ASTと同じくアミノ酸をつくる酵素。肝炎、脂肪肝などで数値が高くなる。
・γ−GTP [男性 10〜50IU/l 女性 9〜32IU/l]
腎臓や膵臓、肝臓、脾臓、小腸などの上皮細胞に多く含まれている酵素。肝炎、アルコール性肝炎や胆道系の障害で数値が高くなる。
・ALP [110〜340IU/l]
アルカリホスファターゼといい、ほとんどの臓器の細胞に含まれている酵素。胆石、胆道がん等、また骨腫瘍などの骨の病気、腸の病気で数値が高くなる。
・ZTT/TTT [ZTT 4〜12Kunkel TTT 〜5Kunkel]
血清に試薬を加えて、血清が濁る程度によって肝臓の機能を調べる試験。肝炎、肝硬変、高脂血症、糖尿病、膠原病、肺結核などで数値が高くなる。
・LDH [120〜240IU/l]
乳酸脱水素酵素のことで、体内の糖がエネルギーに変わるときに働く酵素。肝臓病、また白血病などの白血球の悪性腫瘍、その他のがんのときに数値が高くなる。
・総たんぱく(TP) [6.4〜8.2g/dl]
血清中のたんぱく質の総量。肝障害、ネフローゼ、栄養不良などで数値が低くなり、肝炎、多発性骨髄腫などで高くなる。
・総ビリルビン [0.1〜1.2mg/dl]
赤血球にあるヘモグロビンからつくられる色素で、多くなると黄疸が現れる。閉塞性黄疸、胆石症、肝臓病が疑われる。
・アルブミン [3.4〜5.4gm/dl]
血清中に多く存在するタンパク質。栄養不良、肝硬変、ネフローゼなどで数値が低くなり、肝炎などで高くなる。
・コリンエステラーゼ [180〜440IU/l]
肝臓で作られる加水分解酵素で、コリンエステルという物質を分解する。肝硬変、膠原病などで数値が低くなり、脂肪肝、ネフローゼなどで高くなる。
・HBs抗原 [陰性(−)]
陽性(+)の場合、B型肝炎ウイルスに感染していると思われる。
要精密検査。
・HBs抗体 [陰性(−)]
陽性(+)の場合、過去にB型肝炎に感染したことを意味する。
以後B型肝炎ウイルスに感染する心配はない。
・HCV抗体 [陰性(−)]
陽性(+)の場合、C型肝炎ウイルスに感染していると思われる。
要精密検査。
もう一度、健康診断結果表を見てください。
あなたは、だいじょうぶですか?
最低でも1年に1回は、健康診断を受けて、自分の身体の状態を把握しておきましょう。
検査(採血)を受ける前日と当日は、激しい運動はいけません。運動による筋肉の動きが、検査値に影響することがあります。
肝機能の検査項目には、主に次のものがあります。
[ ]内は基準値
・AST(GOT)[10〜40IU/l]
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼといい、体の細胞を構成するアミノ酸をつくる働きをする酵素。心筋梗塞、肝炎、筋炎などで数値が高くなる。
・ALT(GPT)[7〜45IU/l]
アラニン・アミノトランスフェラーゼといい、ASTと同じくアミノ酸をつくる酵素。肝炎、脂肪肝などで数値が高くなる。
・γ−GTP [男性 10〜50IU/l 女性 9〜32IU/l]
腎臓や膵臓、肝臓、脾臓、小腸などの上皮細胞に多く含まれている酵素。肝炎、アルコール性肝炎や胆道系の障害で数値が高くなる。
・ALP [110〜340IU/l]
アルカリホスファターゼといい、ほとんどの臓器の細胞に含まれている酵素。胆石、胆道がん等、また骨腫瘍などの骨の病気、腸の病気で数値が高くなる。
・ZTT/TTT [ZTT 4〜12Kunkel TTT 〜5Kunkel]
血清に試薬を加えて、血清が濁る程度によって肝臓の機能を調べる試験。肝炎、肝硬変、高脂血症、糖尿病、膠原病、肺結核などで数値が高くなる。
・LDH [120〜240IU/l]
乳酸脱水素酵素のことで、体内の糖がエネルギーに変わるときに働く酵素。肝臓病、また白血病などの白血球の悪性腫瘍、その他のがんのときに数値が高くなる。
・総たんぱく(TP) [6.4〜8.2g/dl]
血清中のたんぱく質の総量。肝障害、ネフローゼ、栄養不良などで数値が低くなり、肝炎、多発性骨髄腫などで高くなる。
・総ビリルビン [0.1〜1.2mg/dl]
赤血球にあるヘモグロビンからつくられる色素で、多くなると黄疸が現れる。閉塞性黄疸、胆石症、肝臓病が疑われる。
・アルブミン [3.4〜5.4gm/dl]
血清中に多く存在するタンパク質。栄養不良、肝硬変、ネフローゼなどで数値が低くなり、肝炎などで高くなる。
・コリンエステラーゼ [180〜440IU/l]
肝臓で作られる加水分解酵素で、コリンエステルという物質を分解する。肝硬変、膠原病などで数値が低くなり、脂肪肝、ネフローゼなどで高くなる。
・HBs抗原 [陰性(−)]
陽性(+)の場合、B型肝炎ウイルスに感染していると思われる。
要精密検査。
・HBs抗体 [陰性(−)]
陽性(+)の場合、過去にB型肝炎に感染したことを意味する。
以後B型肝炎ウイルスに感染する心配はない。
・HCV抗体 [陰性(−)]
陽性(+)の場合、C型肝炎ウイルスに感染していると思われる。
要精密検査。
もう一度、健康診断結果表を見てください。
あなたは、だいじょうぶですか?
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